気ままに分析

石橋を叩いて渡っていきます。

ダービー予想

オカルト競馬くんの2週間前の予想。

◎コントレイル

○ビターエンダー

△ディープボンド

▲サリオス

☆ヴァルコス

 

ダービー週、金曜現在の予想

◎コントレイル

○ディープボンド

▲ビターエンダー

△コルテジア

ダーリントンホール

☆ヴェルトライゼンデ

 

数々のデータとジンクスを乗り越えた馬はこれだけであった。

この時期に回復力の無い馬は軽視したい。

 

まあどうせ外れるんだけどね!!!!!!!!!!

調教後の馬体重から臨戦過程を妄想する

 過去10年のダービー3着内の調整を馬体重から見る。

 

とりあえず、データを集めて表にしてみた。

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 パッと見で分かるとおりだろう。

 

 当然、前走から調教後までに馬体重が増えている馬のほうが多い。

そうでなければ、カイ食いが悪い(食欲が無い)ということになる。

つまり、人間が食欲がないときと同じように体調を崩した可能性が高い。

 

 しかし、ホースマンの夢ともいえるダービーにおいて、

そんな調整ミスは、まず中々起こらないだろう。

 

 勝ち馬ではレイデオロのみ、2着ではエピファネイアのみが、

前走から当日までに馬体重を減らし続けている。

 

 前者は、たしか挫跖か何かの一頓挫があった上でのホープフルSから皐月賞という、

当時まだ前例のないぶっつけローテーションであった。

狙って絞ってきているという明確な理由があり体調不良には当たらないであろう。

後者は、どんな理由があったのかはよく知らない。てへ

 

 

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 さぁ、今年はどうなのか見ていきたい。

前走から調整後に減少しているのは、サリオスとマンオブスピリットの2頭となる。

 

 サリオスはレイデオロと同じく、年末からのぶっつけ皐月賞パターンでまあ良いとしよう。

マンオブスピリットは……どういうことだろうか。わからない。

 

 これらのデータから読み解くに、(まあ当然ではあるが)ダービーで好走するのは、

前走後に馬体増、調教後にも増加を維持しつつ、

当日までに微調整のための軽い調教や輸送などを経て、

当日は前走よりも馬体減になるのが理想的な臨戦過程といえる。

 

 当日の馬体重増減に注目したい。

東京優駿オカルト予想

1.テン乗り、乗り替わりが勝てないジンクス

2.青葉賞組は勝てない

3.皐月賞1着2着のワンツーフィニッシュはほぼ無い

4.皐月賞馬がダービー勝利で二冠馬になるとき、2着は別路線組

5.私の本命が馬券外に沈む

等々のジンクスが存在している。

 

 ここでは、3と4について考えていきたい。

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 ざっと過去30年間を調べてみた。

たしかに、二冠馬が誕生したときには全て別路線組が来ている。

また、その時の3着には皐月賞組が多く、掲示板外に沈んだ馬でも巻き返している。

 

 一方で、サンプルは少ないものの皐月賞2着馬が逆転した場合、

ほぼ皐月賞の3着までだけで決まっている。これは面白い。

 

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 それぞれのレースでの1番人気と、2番人気のオッズを比較してみる。

 

 まずは、二冠馬が誕生したパターン。

6番人気が勝った第64回を除いて、1番人気が2番人気と比較して大きく支持されている。

 

 次は、皐月賞2着馬が逆転したパターン。

1番人気と2番人気の差はそれほど大きくはない。

 

うーんまんだむ。

コントレイルはダービーを勝つのだろうか

 まず、コントレイルの戦績を振り返りたい。

 

2019年9月15日、阪神競馬場、芝右回り外コースの1800m、2歳新馬戦。

 

 8枠9番から、抜群の好スタートを決めつつも、すんなりと控える。

向こう正面の長い直線を4、5番手で進み、

最初のコーナーに差し掛かる手前から軽めに動かされる。

 

 位置を取った後、そのまま、また折り合いが付き4コーナーへ。

直線に向かう前から加速を始めて、センスの高さを見せる。

ディープ産駒にありがちなコーナーで加速できないという素振りは見せない。

 

 1000m通過62.8秒。スローペース。

 

 スローペースということもあり、直線では全馬が余力を残した状態でスパート開始。

そのため、中々振り切ることが難しいが、坂に差し掛かる手前ではすでに勝敗決まる。

他馬に上がり0.6秒の差をつけつつ、トップスピードの高さを示しながら快勝。

 

 上がり最速33.5秒。(上がり2位に、0.6秒差)

 

 しかし、特筆すべきは、TSではなく、気性的な危うさを若干感じさせながらも、

新馬戦特有の超スローペースで、しっかりと折り合ってレースを運べたことだろう。

この気性でありながら、騎手が軽く抑えるだけで折り合えたのは才能を感じさせる。

 

ただ、この手の馬は、ハイペースになると底の浅さを露呈しやすいという不安が残る。

 

 

2019年11月16日、東京競馬場、芝左回り1800m、第24回 東京スポーツ杯2歳S(G3)。

 

 6枠6番から、まずまずの好スタート。

ポケットを抜けて、向こう正面に入る段階で、ムーアが宥めながら少し控える。

4番手から1馬身ほど離れて追走。直線に向くまでリラックス。

 

 直線に向く手前から馬自身がやる気充分。ほどなくムーアが強めに動かし始め、

抜群の手応えで坂を登りきり、そのまま一切脚色が衰えることなく5馬身差の圧勝。

 

 1000m通過、58.8秒。ハイペース。

 

 新馬戦で危惧していたハイペース耐性への不安は解消された。

マイネルデステリョが引っ張ったハイペースを、

まるでスローペースかのように鮮やかに差し切り快勝。

 

 上がり最速33.1秒。(上がり2位に、0.5秒差)

 

冷えたカチカチのバターに、温めたバターナイフが入っていくような印象。

ただ、直線でゼンノジャスタに並んだときに、興味を持ち顔を寄せたのが気になる。

 

つまり、精神的に幼いのが気になる。

 

 

2019年12月28日、中山競馬場、芝右回り2000m、第36回 ホープフルS(G1)。

 

 2枠2番から少しバランスを崩しながらも、ほどほどの好スタート。

スタート直後から、3枠3番ブルーミングスカイに興味津々。

顔を寄せつつ若干掛かり気味になる。ここでも精神的な幼さが見える。

 

道中は全く何も気になるところがないほど気楽な追走。

 

 1000m通過、60.9秒。スローペース。

 

 3~4コーナー中間から進出開始。

ただ、騎手が促したというより、自ら緩んだペースで差を詰めていった印象。

直線に入ったとき、外に意識が向く。これは歓声を気にしたのだろう。やはり幼い

 

直線では荒れた内も坂も苦にせず、一定のスピードを維持して快勝。

対照的にピッチを限界まで上げたヴェルトライゼンデ、だが差を全く詰められなかった。

 

 上がり最速(タイ)35.8秒。

 

 

2020年4月19日、中山競馬場、芝右回り2000m、第80回 皐月賞(G1)。

 

 稍重。1枠1番から好スタート。

しかし、内の荒れた馬場に脚を取られ、位置取り争いに負ける。

なし崩し的に12番手の後方待機。1コーナー2コーナーでは難なく追走。

と言いたいところだが、1コーナー手前で、またもや気性の幼さを見せる。

16番ガロアクリークが横に並ぶと、顔を寄せて「こいつ誰だよ」と言わんばかり。

 

向こう正面では縦長の展開。その時点では、中団馬群の最後方。

 

 1000m通過、59.8秒。ミドルペース。

 

 3、4コーナー中間、残り600mから進出開始。

カメラワークのせいもあり、突然、大外から顔を出す。

そこから勢いを保ったままコーナーで加速しつつ直線へ。

しかし、またここでも意識が外に向く。顔は観客席(無観客だが)の方向へ。

とにかく、精神的に幼い。この馬の欠点らしい欠点はこれだと思う。

 

直線に入りほどなくして、サトノフラッグに馬体を合わせるタイミングで手前を替える。

そこからはブレずに、まっすぐと末脚を使っての快勝。

 

 上がり最速、34.9秒。(上がり2位に、0.5秒差)

 

2着サリオスは内目の馬場の悪いところを通ったことは覚えておきたい。

が、個人的な印象としては、着順を変えるほどの影響があったとは思えない。

 

さて、ダービーはどうなるのか。

 

 これまでに解消された不安をまとめてみる。

スローペースで問われるトップスピードの高さ、ハイペース耐性。コーナーリング。

道中掛かった場合のコントロール性能。高速馬場、荒れた馬場、重い馬場。

 

思い浮かぶ不安の多くは、解消されたと言っていいのではないか。

 

それらを踏まえた上でも残るのは、距離適性と、気性が幼いぐらいだろう。

 

オークスもう少し考える

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過去30年は参考までにして、過去10年を見る。

3着内までは、450kgから480kgまでに集中している。

勝ち馬は480kg以上は存在せず、基本的に小柄なタイプ。

増減は小さいほど好成績。