気ままに分析

石橋を叩いて渡っていきます。

東京競馬場は本当に1枠(内枠)有利なのか?

ここ10年、東京競馬場は内枠が有利、特に1枠が圧倒的に有利と言われています。


はたして、それは本当なのでしょうか?
競馬には実際に確かめられていない話が多すぎます。
すぐに信じると痛い目を見ることが多いのです。ならば、少しでも調べてみなければ。

 

しかし、全てのレースを網羅することは難しい。
とりあえず、過去10年間に開催された東京競馬場のG1レースに絞って調べてみましょう。

 

それでは、マイルG1から、

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どうでしょうか?


正直、私は思っていた結果と全く違い驚きました。
多くの人が言っているような傾向は、マイルG1にはありません。
スタートから向こう正面の長い直線、そこからのワンターンのレースとはいえ、

スピード勝負になりがちなマイル戦なのですから、本来は1枠(内枠)が有利なはずです。

しかし、実際はかなりバラバラの結果になっています。

 

それでは、天皇賞(秋)

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この画像を見て1枠ばかり好走していると思う人はあまりいないんじゃないでしょうか?

私は、4枠の好走が自分のイメージと合わず、あれそうだったっけ?あれ?と戸惑いました。

 

今でも戸惑っています。

 

「東京は欠陥コースだ! 1枠や内枠が異常に有利だ!」

なんて声がネットには木霊していますが、

少なくとも、マイルと中距離では当てはまらないようです。

 

最後に、2400のG1、オークス、ダービー、ジャパンカップ

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どうです? これでしょ? そう、これです。

 

これがおそらく競馬ファンが持つ東京競馬場のイメージでしょう。

東京競馬場の1枠(内枠)有利というイメージは、

2400のG1によって生み出されてしまったものなのです。

 

何故、2400のG1(特にダービーとジャパンカップ)だけが、1枠有利なのでしょう?

私には全く見当も付きません。何か取っ掛かりはないものでしょうか。

ダービーの出走地点では普段とは違い、直線の真ん中にゲートが置かれます。

それにより、内枠は内目に空間が出来ることで、窮屈にならずに1コーナーに向かえる。

これが実は物凄く大きな意味を持つのでは? なんてことを考えたり。

 

あるいは、距離ロスや内外の馬場差が2400だけ大きく影響する状況にあるとか。

たとえば、出走メンバーの上位と下位の能力差が小さいために、

小さな不利を挽回しづらいといった具合でしょうか。本当に謎です。

 

謎が解けたら、また新しく記事を書こうかなと思うオカルト競馬くんでした。

オカルト視点からの皐月賞

皐月賞は1月生まれは勝てないというジンクスは本当だろうか?
オカルト競馬くんは気になったので調べてみました。

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過去30年の皐月賞馬の生年月日

結論から言えば、過去30年間に渡り、1月生まれの皐月賞馬は1頭も存在しません。
過去30年間ではごちゃごちゃしているので、とりあえず過去10年間に絞ってみましょう。

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過去10年間の皐月賞馬の生年月日

1月生まれの2着馬3着馬3頭存在していますが、勝ち馬はいません。
このジンクスは今の所、信用できると言えるのではないでしょうか。

 

以降は、ついでに作ったものの保管。
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