気ままに分析

石橋を叩いて渡っていきます。

優駿牝馬を考える

デアリングタクトの一強と言われるオークス

別路線から出没した2勝馬デゼル。今年も面白いレースが期待できそうです。

 

それはそうとして、オークスを改めて、おさらいしておきたい。

 

まず、過去10年のレースラップを振り返りましょう。

f:id:okarutokeiba:20200520223742p:plain

テン速い、中だるみ、ラスト3F4Fの切れ味勝負。ざっくり、こんな感じでしょう。

 

同日同距離の3歳未勝利戦とのレースラップ比較。

f:id:okarutokeiba:20200520225134p:plain

レースのレベルはオークスのほうが明らかに上と、パッと見で分かりますね。

 

次は、過去10年の平均レースラップでダービーと比較。

f:id:okarutokeiba:20200520224743p:plain

ほとんど同じですが、ややダービーのほうが後半きびしい展開と言えます。

 

次は、馬体重、枠順馬番、生まれ月、系統です。

f:id:okarutokeiba:20200520225401p:plain

まず、馬体重を見てみましょう。

 

平均馬体重は458.7kg。

勝ち馬の馬体重は最小422kg、最大478kg、平均455.6kg。

2着馬は最小432kg、最大496kg、平均459.8kg。

3着馬は最小416kg、最大514kg、平均460.6kg。

勝ち馬の平均馬体重が一番小さくなるのはダービーと同じ傾向。

 

枠順馬番、パッと見で、2枠5枠7枠8枠辺りが好走していると分かりますね。

近3年では1枠の好走も目立ちます。

しかし、思ったほどは1枠の印象は強くないのではないでしょうか。

同日同距離の3歳未勝利戦とは関連性が全く見つけられません。

 

次に生年月日。

勝ち馬に1月生まれは1頭もいません。

2月がもっとも多く、3月、4月となっています。

 

次に血統。

過去10年でサンデー系が7頭、キンカメ系が2頭、ガリレオが1頭。

2着3着を見ても、サンデー系が圧倒的に存在感を示しています。